ここでは攻略の基礎とも言える基本スペックの解説。前作と大幅に変更になったのは、突確性能と出玉数。そして、大当たり確率が甘くなり、連チャン性能もアップしているが、標準で200個減の出玉というのはマイナス要素となりそう。突確割合はヘソと電チューで変化するが、エヴァ4やルパンのように、連チャン中の突確がほぼなくなるタイプではないので、連チャンしても満足する出玉が得られないことも多そう。とはいえ、初当たりの引きやすさでは前作を凌ぐので、より遊びやすくなっているのは事実。本機に対し何を望むかによって、性能の評価は異なってくるが、遊びやすさと連チャン性能の高さをプラスと考えて打つのが賢明だろう。
『ぱちんこ冬のソナタ2』と『初代 ぱちんこ冬のソナタ』のスペックを比較してみたのが左の表。出玉が少なくなった代わりに大当たり確率が甘くなるなど、トータルで見れば、ほぼ同じような性能だ。モードは増えたが、基本的に前作を引き継いでいる演出なので、前作と同じような感じで遊べるだろう。
300分の1を切る大当たり確率だけに大ハマリは少なくなっている。グラフを見ればわかるように300回転も回せば6割は当たる計算だ。
連チャン性能がアップしたとはいえ、一度や二度の連チャンでは理論上の確変連チャン率に達しないことも多い事を忘れないように。
正攻法の要として用いられるボーダーライン。千円あたりの回転数がボーダーと同じならば、理論上の収支がプラスマイナスゼロとなるわけだ。右にあるように、出玉を削られていなければ等価で17回と甘い部類に入る本機。勝ちに行くならボーダーよりプラス3回を目安にしてほしい。出玉が削られているとボーダーも厳しくなるので調整は必ず確認しよう。
初代冬ソナを意識して作られているだけにスペックも甘め。人気薄となった今、回しているホールがあれば狙い目かも。
等価で18回とまずまずだが、大当たり確率が346分の1なのでボーダープラス3回転は死守したい。
甘さで言えばトップクラスの初代冬のソナタ。締めたくても人気があるため、調整に苦労したホールが多かったようだ。